Sunday, February 26, 2012

関東選手権第一戦!

 いやはや昨日は娘の出国で一日が慌ただしかった。
お陰で四時間ほどしか寝れなく、ましてエントリーしてるわけでもないから、いまひとつテンションもあがらず、やっとの思いでベットから這い出し、現地のミロク山荘へ着いて、役員ミーティングのあとはスタートまでの時間を持て余し、雪交じりの雨の寒さの中を、耐えられるようにと温かいコーヒーを飲みながら、エントリーマシンの車検を眺めて、取り合えずスタートまでは呑んびりとしています。

 天気予報では確かに晴れマーク一日の筈でした。
思わぬ天候に慌てて、途中雨傘や合羽をコンビニで調達していた人も多かったでしょう。
そう云うボクも途中からの雨で慌てた一人ですが、さいわい合羽を常備しているので助かりました。ご覧のように雪交じりの雨の中、これから五時間もセクションのオブザーバーを勤める思うと、晴れの日の三倍は疲れそうな気がして萎えてきますが‥


 八時四十五分各車一斉にスタートします。
十五分前にはオブザーバーの皆さんが、選手に先駆け各セクションへと散っていきます‥本日の担当7セクション!ひととおり各クラスのラインを確認しながら、足を出しそうなところが良く見える位置で、尚且つ全体的に見落としが無いように、メインオブザーバーとサブオブザーバーとで打ち合わせをして、配置を決め選手を待ちます。ゴール時間の五時間後までここを一歩も動けないことになります。


 各選手ひとりひとりの走りを三回づつ採点することになります。
エントリー台数は102台、三百六回採点表にパンチするのがボクの役目ですが、メインオブザーバーの採点に見落としがないかの確認も受け持つことにもなります。皆さんこの日の為に練習を積んで少しでも上を目指そうとしている選手に対し、パンティングミスや採点の間違いがないように気を配るのです。しかし残念なことに二回もパンチミスをしてしまいしたが、その場で発覚し事無きを得ました。

 大方トライが終わり静かな風景の中にセクションだけが取り残されました。
選手のトライ中は、残念ながらデジカメを手にする余裕など当然ありません。ゴールまで一時間を残してますが、ひょっとしてトライを残してる選手があるかと思うと、じっと我慢で待っています。こんな時に今日の寒さが身にしみますが、進行係が配ってくれた甘い缶コーヒーは、残念ながらすでに冷え切ってしまってます。もう雨は止んでますが、天気さえ良かったら今日の走りも、また違った結果になっていたかもしれません。採点側としては絶対に天気がいいですね。


 隣6セクションの全景、セクション内は木立の中でハッキリとしません。
ライダーも来ず、あまりにじっとしているのに我慢ができなくなり、ぶらぶら歩いて対岸の6セクションを眺めてきました。ここだけがまだトライを待つ選手の列ができていました。きっと難セクションなのだろうか。今日の楽しみは、7セクションの各選手一人ひとりの走りをじっくりと観察できることかな。このあと終了すると受け持ちのセクション内のテープやカードを、一斉に回収して現状復帰して本部テントへと戻るのですが、昨日からセクション設営にでも参加しない限り、今日の他のセクションを見る機会はありません。


 さぁ本日の競技すべてが終了しました。
あとは表彰式を残すのみとなってしまいました。各ライダーお昼の食事も済ませたようで、すでに着替えを終え帰り支度の人、トライアルウェアーのまままだこれから練習に挑もうとする人、それぞれがこの表彰式を待っています。我々オブザーバーのお手伝いは、この間に豪華弁当の配給があり、各選手の悲喜交々の会話に耳を傾けながらの食事が、楽しみのひとつでもあります。


 またもやノリさんポイントゲット!
10セクション×3ラップ、今日のNB(国内B級)NA(国内A級)IB(国際B級)の各クラス表彰式の始まりです。画像はNBクラス表彰式、いつもの神沢で一緒に練習しているノリさんが、前回の月例コンペに引き続き六位入賞を果たしました。NAへ向けてまた一歩近づいた感じですね。今日のプレゼンテターは元チャップ丸山さんの娘さんが、その役を買って出てくれましたが、若い女性が居るだけで、暗い雨のミロクが明るくなりますね^^


と云うわけで本日のお役目終了‥もちろんこの後は練習する余力も残っていません。もっともトランポの中味は先週の、TY175サミーミラーが乗ったままです。これは本日このままこの後のツインショック大会へ向けて、ドック入りとなりました‥^^

Saturday, February 25, 2012

慌ただしい週末‥

 成田空港‥ボクには馴染みが薄く、ただただ遠いと感じる空港です。
初めての海外旅行は、もちろん羽田空港から、それも空港ビルの屋上から手を振られながらの旅立ちでした‥
今日は、二十歳になった一人娘がカナダへと旅立つ日です。
旅立つとはちょっと大袈裟ですが、春休みを利用して一ヶ月ばかり、ホームステイをしながら現地の語学学校へ通うことになってます。
前々から分かってるはずなのに、何故か昨夜になって慌ただしく準備をしはじめました。我が家のリビングは一か月分の荷物が散らかっております。
現地の予報では今週から大きく寒さが戻ってきそうな気配とのこと、衣類の選択もあれこれと迷っていそうで、古いサムソナイトのトランクひとつでは入らないと、家族を巻き込んで大騒ぎをしています。
ホームステイ先の家族とのやりとりも、インターネットを通じてメールをしはじめたのが、つい二日前のこと。現地の住所でグーグルマップを眺めれば、町並みやお邪魔するステイ先まで何となく分かってしまう。FACEBOOKで検索すれば先方の人柄も多少は分かるかもしれない‥海外旅行といっても便利な世の中になってしまいました。
返信のメールに添付された画像には、若いお母さんが小学生らしきお子さんと二人で写った写真がありました。こちらからも家族で温泉へ行ったときの写真を送ったそうです。
なんとも行く前から情報が分かりすぎて、現地でのハプニングに乏しい旅行というのが、当たり前のご時勢なのでしょうか、ボクが初めて行った三十六年前のヨーロッパ旅行の時とは、天と地の違いです。
フライトが七時十分の予定で、成田の出発カウンターに五時までに行くそうですが、土曜日の午後ということもあって渋滞を予測して、二時に出発と決まりました。
あたふたと準備を済ませ、お昼を自宅で取ったあと、先に車に運び込むべくトランクとバッグを持ち上げたのですが、とても二十歳のかよわい女の子で持ち上がる重さではありませんでしたが、時間も迫ってましたので、そのまま車へと移動してあげました。
駐車場で暖機をしながら待っていると、商店街でお土産を買って行くからそっちへ回ってと携帯電話へ連絡が入ってくる始末、どうしてギリギリになってそんな行動に出るのか不思議でしかたありませんが、家内と二人で先方の少女に日本のお菓子を買っていくそうです。
ナヴィをセットすると成田到着時刻が四時と出てきました‥多分途中で渋滞にも出くわすだろうし、まぁ少し余裕がありすぎるかもと思いながら、我が家を出発。
案の定、乗った高速羽田線ではすでに渋滞発生、抜けるのに70分と表示が出ていました。
距離と料金は増えますが、湾岸線へと迂回してスムーズな流れで成田空港へと到着。四時を十五分ほど過ぎていました。
二人を入り口で降ろし、荷物をカートへ移してやって、こちらは車を駐車場へと回しましたが、不慣れで久しぶりの成田空港、でも今はナヴィでスムーズに駐車場へと誘導してくれます。車を停めて出発カウンターへと急いでおりましたが、またもや携帯電話に連絡が入ります。コーヒーを飲むから飲食街のほうへ来てくれと、時計を見るともう30分程度しかありません。
結局お店を決めるのに時間がかかり(‥いつものこと)、広いフロアーをあたふたと重いカートを押し(もちろん押すのはボクですが‥)、カウンターへ急ぐことになるのです。
しかし何故女性って、いやうちの二人ってこうギリギリまで行動するのか、とても不思議です。
カウンターで受け付け?を済ませ、場所を移動してチケットを貰い、荷物を預けるべく長蛇の列に並んでやっと順番が来たと持ったら、すっかり忘れていたあのトランクの重さが、何と4キログラムも重量オーバーだったのです‥重たいはずだ!
もうひとつのバッグへ入れ替えるべく、人目もあるし早く重たい荷物から開放されたいと、家族一致団結して振分けしました‥出る前に体重計にでも載せておけば良かったなぁと、あとになって思ったりもしたのですが‥
このあとも両替商がどっち安いだの高いだの、広いフロアーを右往左往しながら、搭乗時間も迫るのですが、いざ別れをする段になると、やはり一抹の寂しさと不安が込上げてくるのです。
しかし娘はいたって平然と手を振りながら搭乗口へと消えていきました‥
現地ではバスを乗り継いで学校へ通うつもりらしく、バス便もインターネットで調べ、一か月分の料金を前もって購入すると安くなるそうで、手配をしてあると云ってました。
しかしいま時の海外旅行はこんなもんでしょうか‥あまりにも手配や段取りが良すぎるのは、現地での旅の愉しみが減ったように感じるのは、ボクだけでしょうか‥苦労した方があとで思うと楽しいのですがねぇ。
と見送りを済ませて、買い物をして我が家へ戻り、夕食を取ったのが十時。慌てて風呂へ入ってベットに横になったのが十二時近かった‥明日の日曜は関東選手権のお手伝いで四時起きだってぇのに、何とも慌ただしい一日だった。


翌朝、ちょうど四時過ぎに出かける頃、家内のスマホにメールが入ったそうで、ステイ先の住人は老夫婦だけと分かり、メールに添付された画像の二人は、なんと娘と孫だそうです‥何故???
他にもサウジアラビアから双子の姉妹が、すでにステイをしているらしいと報告がありましたが‥はてさてどうなることやら^^

Sunday, February 19, 2012

爆笑ツインショック劇場‥^^



















 思うままに画像をアップしてみました‥爆笑ツインショック大会^^
本日の春の大会、エントリー台数60台、次回の秋の大会は11/4佐野フルーツ村にて開催、今回同様大勢のヴィンテージアストのエントリーをお待ちしています。

なぜ爆笑か‥是非エントリーしてみて、その爆笑を体感してみて下さい^^

Sunday, February 12, 2012

選手交代‥

 今日も懲りもせず神沢へと練習に行って参りました‥
今週はずっと風邪気味、ひどく熱が出るでもなく、何となくだらだらと体調不調の毎日が続いておりましたが、仲間のいる神沢で一汗流せて、気分も爽快になりました。
昨日は特にあまりに体調が芳しくなく、どうしようかと迷ってましたが、やっぱり行ってよかった‥練習で汗を流すのももちろんですが、いつもの仲間とわいわい楽しくやるのが身体に一番いいのでしょうか^^


練習から帰って最新のMONTESAをトランポから降ろし、代わりに旧いTY175を積み込む‥いよいよ来週は爆笑ツインショック大会、久しぶりに選手交代でツインショックの出番です^^

Sunday, February 5, 2012

'12 月例コンペ第一戦!

 車検が始まる直前まで暖を取る大会役員の皆さん‥^^
今年は日本海側と較べ、こちらは雪も降らずに比較的暖かですが、それでも山の朝は冷え込みます。
いよいよ'12月例コンペの開幕です。今朝も眠たい目を擦りこすり五時に目覚め、ここ会場のミロク山荘キャンプ場へとやって来ました。早朝の七時過ぎには大勢のライダーが詰めかけ、いよいよ今年のポイント争いが火蓋を切って行われます。
8セクション×3ラップ、八時から受付車検開始、八時四十五分ライダースミーティング、午前九時一斉スタート、午後一時までにゴールと持ち時間四時間で争われます。
総勢六十五名、八時頃にやって来るトランポは、置き場所に困るくらいの大盛況のパドックです。今年は去年の大雨に祟られて以来、地形が大きく変化してちょっと目先が変わった沢の河原ですが、トライアルライダーにとってどんな地形に変化しようと、決められたセクション内を如何に足を出さずに走破するか、日頃の練習を遺憾なく発揮できるかは、ただただ自分との戦いあるのみです‥って云ってる本人が本当に自分に弱い^^;


 さてその第一戦の結果、まずはビギナークラスから^^
何故か赤いセーターで目立っておりますが、実は昨夜から微妙に具合が悪く、この日も終わったところで背中に悪寒が走り、さっそく汗で冷えたトライアルウェアーからそそくさと私服に着替えたのであります^^
ご覧のように、このクラスはある意味躍進目覚しいライダーの凌ぎあいのクラスでして、毎年毎年上位の顔ぶれが入れ替わり、オープンクラスやNBを目指して巣立っていきます。
その中で、ほぼここのところ定位置で代わり映えのしないライダーが、唯一この中で平均年齢を上げているこの赤いセーターの当人です‥赤は今年還暦だからってわけではありません^^;
この日の頭は一番のチビッ子、右隣のチビッ子も虎視眈々と上を狙っていることでしょう。それに三番手の左隣は若い白バイ隊と、今年も目標の年間チャンピオンが、初っ端からボクから遠ざかっているような予感です^^;


 続いてグッと渋いライダーが勢揃いしているのが、オープンクラスです。
下の選手権NBクラスと同じセクションですが、この上位のライダーの皆さんは、NAやIBといった歴戦のライダー達です‥次にここで開催される関東選手権を睨んでのエントリーでしょう^^
顔ぶれが代わり映えしないのは、ビギナークラスから這い上がっても、この古強者達に返り討ちにあっているか、とても高い壁に挫折したか、ここを越えられるのはホンの一握りのライダーってことでしょうか‥その点ボクは毎年毎年越えられてるってわけですかぁ~ToT

 最後に国内B級、いわゆるNBクラスと呼ばれています。
ポイントの凌ぎを削りあい、上のNAクラスを目指してるライダー達でしょうか。
その中でも多摩テック時代から一緒に練習してきたノリさんが見事に二位を獲得しました。
グッとポイントをゲットして、NAクラスへ向けて一歩を踏み出した年と云えるでしょう‥おめでとうございます^^


第一戦は減点29クリーン12、さて毎年毎年上るでもなく下るでもなく、このあたりを定位置とするのも、ひょっとしたら日頃の練習で維持できているのだと思うと、ますます毎週の練習は欠かせないものとなってくるようです‥でもでも、せめて一度でいいから、ぶっちぎりで一等賞を獲ってみたい、なぁ~と思うこの頃です^^