Saturday, July 30, 2011

平谷後報‥

 いやはやあっと云う間に一週間が‥
あの平谷での疲労困憊がなかなか抜けず、さすがにこの一週間は堪えました。
何とか仕事も出張もこなし、やっと週末、まだまだ完調とはいきませんが、この週末で完全復調といきたいもんです。
その身体の方はと云うと、全身の筋肉痛もほぐれてきて、今はあの直後の酷い筋肉痛はありません。
湿布している脇腹も、腹筋に大きな力を入れない限り、日常で痛みはありません。
脇腹もそうですが、一体何処でどうやってヒットしたのか、ブーツの上から見事に足首も打撲したみたいです。腫れあがった患部は赤色から今や黄色に変わり、腫れも引いて痛みも薄らいでおります。
黄色に変色と云えば、フロントを取られて頭から転倒した時、土中から伸びてる鉄パイプが顔面を見事にナイスヒット!!
一瞬脳震盪を起こし、その場にマシンともども寝込んでしまいましたが、この傷も瘡蓋が取れかかってきたかと思って、鏡を覗きこんでみると左半面が黄疸のごとく黄色に変わっておりました‥まぁ今週は大人しく練習は休んで英気を養うとしましょう^^;
その24セクから25セクへの移動での顔面ヒット、このあとは見事に戦意を喪失、疲労も困憊し、せめてタイムオーバー30分の猶予以内にゴールしたいと、二段の堰堤ステアケースを登ったあと、25セクション出口へと向かって長い登りをトボトボと歩き、オブザーバーに申告5点を告げ、堰堤脇からのエスケープルートを教えていただき、やっとゴールに辿り着く。
しかしながら既に52分もタイムオーバーをしており、完走扱いとならず、無念のタイムオーバー失格となりました‥それなのに何故かリザルト上の25セクションが、10点となっておりました、残念です??
やはり嬉しいのは三つのクリーン、1、9、14セクション。
残念ながら覚えてるのは、ヒルクライムを途中で迂回して登ったセクションのみ、でもセクションナンバーは覚えておらず、他の二つに至ってはどんなセクションかも思い出せません。それほど緊張しながら走っていたのだろうか、それともあまりの過酷な移動路に全神経と全体力を取られていたのだろうか、せめてデジカメに記録をしたかったのですが、全くその余裕なし。
しかし一週間経ってみて、あれだけもう出たくないと思った大会なのに、こうやってリザルトを見返してみながら、もう頭の中では来年に向け、沸々とシュミレーションをしている自分がいたのです。
さっそく電話で、今年は断られたY縣さんに、来年のお誘いをしてる、懲りない親父です‥来年は何とかランチコントロールで、お握りを頬張りたい。


画像は応援に駆けつけてくれたK屋さん提供‥来年は前夜祭からご一緒に如何ですか^^
2011/7/24 17:00:22 NIKON D300 AF16-50mmf2.8 ISO400 1/80秒 f4.5 
追:あらためて画像を見てみると、付けたはずのクランクケースプロテクターが無い‥プロテクターを付けてなかったと思うと‥^^;

Monday, July 25, 2011

平谷!

 一夜明けたパドック‥
御覧のように、マシンは車検のあと全てが出走まで保管されてます。

 さぁこれから走ろうと集まった猛者達です^^
このあと集合写真を撮影して、いよいよ一分間隔に二人づつ出走して行きます。

 保管解除を待ち切れず、マシンの前で記念に一枚‥
意気揚々のライダー達、このあと未熟なライダーには想像も絶する、過酷な移動路を含めたセクションの数々が‥

 道程三分の一で、すでにひとつの大会を終えた以上の疲労が‥
8セクション、画像ではいまいち高低差が曖昧ですが、練習にも大会でも経験の無い登りです‥唯一のセクション画像。

 七時間五十二分後、ゴールを終えて、愛車を前に記念の一枚‥
グリーンのライダーは見るからに疲労が漂っている。聞きしに勝る沢の連続、しかしただそれだけではありませんでした^^;

 専属カメラマン‥
ではありません‥わざわざ応援に駆けつけてくれたK屋さん。ありがとうございました^^

 今日一日の辛さを共有したライダー達‥
いやはやいつまでも話が尽きません。終わってしまうとあの辛さも何処へやら^^

 表彰式のひとこま‥
特別賞からセカンドクラス、最後にファーストクラスの発表があり、恒例のTOP3のシャンパンファイト!!

 K屋さん差し入れのシャブリで、興奮冷めやらぬ夜の宴‥
宿へ帰っても、今日の一日の強烈な出来事で盛り上がる。なんと云っても我々四人は初参加^^


追記、もう二晩も経ってしまった今、何からどう書いてよいのやら‥
食事の時にコメカミが筋肉痛なのには驚いた。どれだけ耐えて歯を食いしばっていたのか、そのあまりに辛かった沢の移動が頭にこびりついて、夜は筋肉痛と打撲の痛みに耐えながら、目蓋の裏にはあの沢沢沢が恐怖のように甦ってきて、熟睡さえ阻むのでした‥^^;
七時間の持ち時間内にゴールしたい!!
しかしあれ以上のスピードで移動をこなし、セクションにトライし続けるのことは出来なかった。セクション間の移動であれだけ休憩を余儀なくさせられる、ボクにとって、このコースの設定には感動さえ覚えます。まさに聞きしに勝る、想像を絶する連続の素晴らしいコースに、ただ頭が真っ白になるばかり。
セクションに至っては手に負えないと思えるセクションもいくつかはありましたが、トライに躊躇するといったセクションは無かったように思います。これもひとえに神沢で練習を積み重ねた結果だと、自分では結論を出しました^^
しかし体力がもっと必要です。体力を奪われてくると集中力に欠け、持てる力も出せないばかりか、思わぬトラブルを引き起こす。
現にヌルヌルの連続の下りで、右の大腿筋があれだけ痙攣した経験は、過去どんな大会にもありません。当然休まなければなりませんが、時間が無いことに気持ちが焦り、しまいにエンストをしてタイヤ一本分の獣道を外れてしまい、沼みたいなところに落ち込み、再スタートして抜け出すまでに、どれだけの時間と体力を消耗したか。
もちろん太腿の筋肉だけではなく、すでに全身に筋肉痛を覚え、左膝は曲げると痛みを感じ、腕はパンパンに上がり、クラッチを握る指は握力が著しく低下してしまい、そうなると当然エンストしてしまう。しまいに転倒して更に体力を消耗する。
まさに時間と体力の勝負になってしまい、ボクに取ってはこれが真のトライアルと云えるほどの経験になってしまった。
話しは長くなってしまいましたが、しかしこの経験という、得がたい収穫を積んだことが、次のトライアルにきっと役に立ってくれるだろうと信じます‥でも来年はリベンジしたいか、と問われると、今はとてもそんな気分ではありません^^;


2011年7月24日 晴れ サンデーファミリートライアル スペシャルin平谷 セクション25 移動距離55キロ程度 持ち時間7時間 減点96 クリーン3 タイムオーバー52分
忘れられない長い一日だった‥^^

Sunday, July 17, 2011

炎天下の中‥

 昨日の渋滞疲れが尾を引いていました‥
平谷行き前の保安部品を付けたままで最終練習、灯火類の作動も問題なく、この炎天下の中を軽く二時間ほど練習をしてきました。
まだ気温が上がらないうちに練習開始をと、平谷同行のS藤さんとは事前に約束していたにもかかわらず、昨日の疲れだろうか、なんと八時まで目が覚めずに、大幅に遅刻をしてしまいました。
渋滞の16号を、午前とはいえどもじりじりと肌を焼く炎天下の中、今朝も我がトランポは全開フルモードで発進。
恥ずかしながら、二年目の夏にして初めての発見ですが、頭のすぐ後ろの窓から照らす直射日光が、実は後頭部の体温をかなり上げていたのに気がつきました。
今年の夏対策としては、ひんやりタオルを首に巻いて、麦わら帽子をアミダにかぶり、首筋に日陰を作って、風さえあれば何とか凌げますが、しかしさすがに渋滞は‥^^;
昭和54年式のこの軽トラ、当然UVカットの色付きガラスではなく、もちろん素通しの透明ガラス‥こんなトランポで良ければ何方かに安くお譲りしたいのですが^^
話がちょっと脱線しましたが、そんな炎天下の中、御覧のようにライダーの姿は我々以外についに見当たりません。
何処を見ても岩いわに炎天が反射して眩しいくらい、逃げるように木陰を探してはセクションを作り、チェアーを出し、仕舞いにトランポまでこの木陰に移動してマシンを片付ける始末‥こりゃ平谷から帰ったら今年の夏は休養した方が良さそうだね~^^


さぁいよいよ大詰めです。ガレージで携行品のチェックを終え、何故かブーツだけは洗って、マシンは各部の増し締めと拭き掃除だけ、届いていた参加受理証に記載してある番号のゼッケンを作ったら‥いよいよ平谷!待ってろよ^^

Saturday, July 16, 2011

平谷に向けて‥

 なんてタイトルですが‥
三連休の初日ってこともすっかり忘れるくらい、ただただ平谷に向けて頭が一杯でして^^;
いつもは一時間、今朝はなんと大渋滞の東名を三時間もかけて、最後の最後にマシンの調整に平塚のSWMへ出掛けてきました。
今日は製作してもらった軽量ブラケットを使って、WCTレプリカヘッドライトに純正のメーターを取り付けてもらい、灯火類もホーンも完璧な作動を確認してきました。


そして最後に秘策の、と云ってもRTLやCotaの4stに乗っているライダーは、既にご存じの軽量パーツを‥その取り付けに一心不乱の元チャンピオンの図です^^


 持ち比べてビックリの軽さでした^^
長年親しんだGASGASから'09Cota4RTに乗り換えた時は、その重量に閉口しました。
世の中これからは4stの時代だと、トライアル業界もこの頃その話題で一杯だったように記憶してますが、それではとGASGASの軽量4stが出るまで繋ぎでと考えて、導入を決意したCota4RTでしたが、いつの間にやら、そんな大騒ぎしたお話は何処かへ飛んで行ってしまい‥相変わらず2st全盛のトライアル業界です^^;
以来、殆んど乗ってなかったBMW R75/5を売却した軍資金を叩いて、我がマシンの軽量化に努めてきました。今では出荷時に比べ、そこそこ軽くなっていると自信を持てますが、しかしこの「マシンの軽量化」と云う飽くなき欲望には克てず、勧められるまま、またまた寂しい懐を割いて、今回もやってしまいました。


まぁこれが少しでも、平谷の走りを助けてくれればと、淡い期待も込めずにはいられなかった‥^^;

Sunday, July 10, 2011

月例第二戦!

 先週も酷い夏バテで練習を休んだばかり‥
今週も暑い毎日が続いて体調万全とは云い難いけれども、何とか頑張ってミロクへ出掛けて来ました。
案の定、早朝から暑い陽射しに不安を覚えながら、窓も足元のエアーダクトも全開で東名高速を疾走。現地で着替えるのも狭いキャビンじゃ面倒だからと、この日もいつもの如く長袖長ズボンのトライアルウェアーをきっちりと着込み出発。エアコン付きトランポに較べ、朝一番から暑さと風圧で辛いハンディを背負ってる^^;
七時半現地へ着いてみるともう既に日陰のスペースは無し、ジリジリと陽射しを浴びながら、マシンを降ろしただけで汗びっしょり、日陰が作れない軽トラだけに、周りのトランポが恨めしい~
こんな猛暑の中、ライダースミーティングも日陰のない本部前の広場はガラ空き、周りの木陰に身を寄せ合うライダー達に、主催者のスピーカーが空しく響いていた。
九時にスタートをしたものの、三セクションもトライしただけで異様に頭が熱くなる。まだ始ったばかりなのに、これが熱中症なのだろうか、首に巻いたひんやりタオルも効果が有るのか無いのか、ヘルメットの中のインナーキャップの汗ストッパーなんて、限界を超えて全然汗を吸い取ってくれません。
冷たい沢に頭を突っ込みしては、木陰を見つけては小休止しながらのトライアルに、この日の水分補給はペットボトル5本分。手持ちのタオルも絞れるほどぐっしょりと濡れていた。
いやはや本当に暑い一日でした。ゴールしてトランポに戻って、熱い身体を休める木陰を求めて、軽トラを移動したのは云うまでもありません‥これが日陰のない真壁の駐車場だったらと思うと、やっぱりトランポは1BOX車に限るなと、最近はトランポウォッチも欠かさない大会の一日でした^^


沢での冷却が功を成したのでしょうか、減点29クリーン9と三等賞‥何故か他の入賞者と違って賞品が見当たりませんが、後日三浦産のメロンと南瓜が送られてくるそうです^^

Sunday, July 3, 2011

楽しみやら不安やら‥

 ついに七月に入りました‥
あの沢登りの連続らしい平谷が、いよいよ近くなって来ました~^^
正式な名称は「Sanday Family Trial Special in 平谷」、ボクの身近な優しい仲間達はこぞって、この大会の楽しさの反面、沢での水没や連続する沢登りに体力が尽きたり、マシンが破損したりで、タイムオーバーやリタイヤ続出の話ばかり聞かされ、驚かされております。
確かに身近では、見事に完走した人は少ないようですが、それでもあんな連続する沢登りを一度は体験してみたい、親しい仲間達とのツートラもわいわいと楽しいのですが、孤独に果敢に挑戦するツートラにも憧れてしまいます。
疲れ果てても走りきった後のあの充実感を、始めたばかりの頃の山ツートラで体力を使いきったあの思いをもう一度、どんなに辛くとも最後の最後に笑えればいいじゃないかと、この平谷の沢で追体験してみたいと、エントリーしてしまいました。
驚かされてばかりで、最近は楽しみを超えて不安が募るこの頃ですが、二年間もろくに整備もしないで働き続けてくれた我がマシン、せめて万全の態勢をと、前後タイヤをミシュランライトに改め、フロントサスも平塚のプロの手で入念にOHしてもらい、エンジンの掛かりの悪さや、不整脈も調整してもらい、ついでに疵だらけで裂けかかったプロテクター類も新調してきました。
真夏の往復600キロの距離を考えて、ノンクーラー軽トラから1BOXカーのレンタルの手配も済ませましたが、今年の平谷は、あの下道1600キロツーリングに比べると、なんやかやと結構な出費になりそうです^^;
さぁあとは当日まで、いつもと変わらず週一で坦々と走り込みを繰り返すのみ、今さら短期間で平谷対策の走りを覚えられるものでもないし、当日は走れるところまで大いに楽しんで、最後に笑えればいいんじゃないかと思ってますが‥


と、今日もやる気満々の積もりでしたが、なんと昨夜から急に体調不良、あの暑い日中にノンクーラー軽トラでの平塚往復で、熱中症気味なのかそれとも風邪なのか、昨夜は十時に床について備えたのですが、今朝五時半、目覚めても気力が湧かず、一歩も起き上がれなかった~^^;