Tuesday, May 17, 2011

幻のトランポ‥

 今年もあの暑い夏が続くのだろうか‥
昨年は猛暑とクーラーなしの軽トラとで、随分とトライアルの出動回数もめっきり減った一年でした。猛暑に猛省してクーラー無しの軽トラ脱却を決意、いろいろと次期トランポを模索し続け、やっと巡り会えた一台へと辿り着きました。
その次期トランポは、昭和五十四年式パブリカピックアップ!
奇しくも現在のトランポ、TNアクティと同じ年式でもあり、昭和のノスタルジックを残しつつも軽トラにはない乗り心地と、何と言っても倍の排気量を持つエンジンのスムーズな吹け上がりは、遠乗りの遠征にも耐えられそうで、今年こそは出動範囲も広がりを見せるだろうと予感できました。
整備も済み、純正のホイールもやっと手に入れ、荷台に少々の錆が見受けられるも、ボディには錆びもへこみも疵も見当たらず、その鈍く輝くボディのアイボリー色は、屋内保管のファーストペイントと謳うだけあって、年月を刻んだ自然なヤレ具合に好感を抱いてました。
しかも内装と云えば、三十二年前の代物とは思えないほど、新車の香りを残しており、滅多に出くわさない逸材であり、逃す手はないと購入を決意したのです。
加えてトラックにしては、我が家のガレージにギリギリすっぽり収まる寸法もグッド! 現在の軽トラと大きく環境を変えることなく、今年のトライアルライフに大きく夢が広がっていたのですが‥
しかし、いろいろと手を尽くしたのですが、潔く諦めました。
まさかガソリン車にもNOX規制があるとは、売り手も買い手も露知らず、古い軽トラも国産旧車も堂々と都内の春を謳歌しているのに、なんと商業車だけは、ディーゼル車だけではなくガソリン車の古い年式にも、NOX規制要注意でした^^;


とい云うわけで幻のトランポで終わったパブリカピックアップ、当時のマニュアルやパーツリストまで手に入れ、構想に夢を膨らませていましたが、やっぱり今年の暑い夏も、この相棒の軽トラで過すことになるのだろうか‥本来ならば「わいわいトライアル」の投稿をとも思ったのですが、その写真もなく、いまはただ幻のトランポを追って、夢うつつの朦朧状態なのだ^^;

2 comments:

  1. 幻のトランポって、パブリカ2Gだったんですね(驚)
    ガソリン商用車にNOX法が適用され(てい)るのは知りませんでした。サニトラなんかは神奈川ナンバーで走ってますが、アレは大丈夫なんですかね?年式でしょうかね(確かにフェードアウトは比較的近年かな?)彼の地では、逆に税が免除になったりするのに、同じ島国で、どうしてこうも待遇が違うんですかね?家のミニも、長持ちし過ぎで国庫(都庫だな)に寄与しています。やれやれ・・・ですな。何か(合法的な)逃げ道ってないんですかね?同年代の国産ガソリン・ピックアップは都会での棲息不可能って・・・そりゃ無いよなぁ

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  2. timoさん。
    もちろんサニトラも探したんですが改造車が多くて、よりノスタルジックなパブリカに目を奪われてしまいました‥まさか排ガス規制にひっかかるとは‥^^;
    やっぱり年式の新しいサニトラですかね^^

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